歩くと痛みが出るほどのかかとのひび割れは、日常生活にも支障が出てしまいますよね。
すぐにでもひび割れを治して、痛みを和らげたいと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
この記事ではかかとがひび割れる原因を解説し、早く治す方法や効果のある薬・クリームを紹介していきます。
少しでも早くお悩みを解決するために、この記事を参考にしてケアをしてみてくださいね。
かかとがひび割れる3つの原因
かかとはひび割れが起こりやすい部位ですが、その主な原因は以下の3つが挙げられます。
- 乾燥
- 古い角質の蓄積
- 刺激や摩擦
セルフケアやひび割れの防止に役立てるために、主な原因について詳しく知っていきましょう。
乾燥
かかとは乾燥すると角質が硬くなり、柔軟性が失われます。その状態のかかとに体重をかけることにより、皮膚が伸びきれずひび割れてしまうのです。
人間の肌は皮脂腺から分泌される「皮脂」によってうるおいを守っていますが、かかとには皮脂腺がありません。体の構造上“かかとは特に乾燥しやすい部位”のため、ひび割れを防ぐために乾燥対策は必要不可欠です。
古い角質の蓄積
「角質」は、簡単に説明すると肌の古い細胞のことです。
人間の肌は4つの層で成り立っていて、肌の表面に1番近い層を「角質層」といいます。4つの層は常に新しい細胞に生まれ変わっていて、肌の奥から角質層にたどり着いた古い細胞が「角質」です。角質は最終的にアカになってはがれ落ち、この肌の生まれ変わるサイクルのことを「ターンオーバー」といいます。
ターンオーバーが乱れると古い角質がはがれ落ちずに蓄積されるため、厚くて硬いかかとになります。さらに古い角質は水分を保持する力が低下しているため、乾燥が進行し、かかとのひび割れにつながってしまうのです。
刺激や摩擦
かかとは体の中でも特に圧力や刺激などを受けやすい部位です。
そのため、皮膚の防御反応により角質が厚く・硬くなり、かかとを守ろうとします。
厚く硬い皮膚は柔軟性が失われているため、体重がかかったときに皮膚が伸びきれず、ひび割れにつながってしまうのです。
かかとのひび割れを早く治す方法は?
かかとのひび割れを早く治すには、その原因を取り除くことが重要です。
早く治すには、以下の2つのケアを同時に行いましょう。
- 保湿を徹底する
- ターンオーバーを整える
それぞれのケアが必要な理由について、以下の項目で解説をしていきます。
保湿を徹底する
かかとには皮脂腺がないため乾燥しやすい部位です。乾燥をそのままにしておくとひび割れにつながるため、保湿を徹底することが重要です。
保湿のために、かかとに薬やクリームを塗るようにしましょう。かかとのひび割れに効果のある薬・クリームは後の項目で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
ターンオーバーを整える
ターンオーバーが乱れると古い角質が蓄積し「厚く硬いかかとになる」「乾燥につながる」という原因から、ひび割れにつながります。健康的な状態のかかとに戻すには、ターンオーバーを整えることを意識しましょう。
ターンオーバーが乱れる原因は、主に以下の3つが挙げられます。
- 不規則な睡眠……肌のターンオーバーは睡眠中に活性化するため、寝不足や不規則な睡眠が続くとサイクルが乱れてしまいます。
- 栄養バランスの偏り……肌のターンオーバーを整え綺麗な肌を保つには、体の内側の健康も重要です。過度な食事制限や偏った食事は肌の不調につながります。
- 過度なストレス……過度なストレスによって自律神経が乱れると、ターンオーバーが崩れる原因になります。
原因を取り除きターンオーバーをサポートするためには、「良質な睡眠」と「バランスの良い食事」を意識しましょう。
良質な睡眠はターンオーバーの活性化を促し、ストレスによって負荷がかかった心と体を整えることができます。
バランスの良い食事は、綺麗な肌を保ち、肌トラブルの回避にもつながります。
かかとのひび割れに効果のある薬・クリーム3選
かかとは体の中でも特に乾燥しやすい部位のため、ひび割れを治す・防ぐには保湿が重要であることを解説してきました。
この項目では、かかとのひび割れに悩んでいる方に向けて「かかとのひび割れに効果のある薬・クリーム」を紹介します。
何を重視するかに分けて3つの薬・クリームを紹介しているので、かかとケアにお役立てください。
保湿成分を重視する方に:aogi かかとクリーム
保湿成分を重視する方には「aogiのかかとクリーム」がおすすめです。
このクリームは「足下専用コンディショニングブランド」のAogiから販売されていて、足下の保湿に特化しています。
尿素・ホホバオイル・ダイズオイルなど多くの保湿成分が含まれていて、柔らかくもっちりした肌に導いてくれます。
さらにこのクリームは全身に使うことができるので、部位によってクリームを分ける面倒な手間がなく、1本で保湿ケアをできるのも嬉しいポイントです。
内容量 | 100g |
商品タイプ | クリーム |
炎症による痛みを抑えたい方に:ザーネクリームE
炎症が気になる方には、抗炎症成分を配合した「エーザイのザーネクリームE」がおすすめです。
ザーネクリームEは肌あれ・皮膚の乾燥を防ぎ、うるおいを与えて保護するクリームです。有効成分「天然型ビタミンE」はターンオーバーを整え肌を健やかに保ち、消炎成分「グリチルリチン酸ニカリウム」は肌荒れを抑えつつ肌の状態を整えます。
内容量 | チューブタイプ:48gジャータイプ:100g |
商品タイプ | 医薬部外品 |
ひび割れた皮膚の修復を重視する方に:アットノンEX クリーム
かかとのひび割れで「傷あとが気になる」という方には「アットノンEX クリーム」がおすすめです。
アットノンEX クリームは「血行促進作用」「抗炎症作用」「水分保持作用」の3つの有効成分がはたらき、傷ついた皮膚の修復を助けます。使い続けることで徐々に傷あとが目立たなくなるため、継続使用が必要です。
内容量 | 15g |
商品タイプ | 第2類医薬品 |
歩けないほど痛いかかとのひび割れは普段からのケアを徹底しよう
乾燥しやすくトラブルの起こりやすいかかとは、日頃からのケアを行うことが大切です。誤ったケアを行うとかえってかかとに負担をかけてしまうので、正しいケアを心掛けましょう。
健やかなかかとを維持するための「4つのケア方法」をご紹介していきます。
薬やクリームでの保湿
皮脂腺がなく乾燥しやすいかかとは、普段から保湿ケアをするようにしましょう。
保湿ケアを行うタイミングは「入浴後」がおすすめです。入浴後は肌がほどよく水分を含んでいるため、クリームや薬などがなじみやすくなっています。入浴から時間が経ってしまうと、乾燥が進みかかとへ負担をかけてしまうので、入浴後はなるべく早めにケアを行ってください。
普段のケアには、保湿力に優れたクリームや薬を使用しましょう。aogiのかかとクリームは足下の保湿に特化したクリームなので、かかとの保湿ケアには特におすすめです。
靴下を履くようにする
かかとのひび割れを防ぐには、普段から靴下を履くようにすると良いでしょう。靴下を履くことで以下3つの効果が期待できます。
- 保湿ケア後に靴下を履くことで、うるおいを閉じ込め、乾燥を防ぐことができる。
- かかとへの刺激が軽減できるため、ひび割れ防止につながる。
- 冷えを防いで血行促進につながるため、ターンオーバーを促し、ひび割れ予防が期待できる。
家では靴下を履かないという方も多いと思いますが、履くだけでこのような効果が期待できます。簡単に習慣化できるケアなので、ぜひ実践してみてください。
足への冷えを防ぐ
特に女性は足元の冷えで悩む方が多いと思いますが、冷えはターンオーバーの停滞にもつながります。
「靴下を履くようにする」や「温かい服装を心掛ける」など、足を冷やさないように普段の生活から意識しましょう。
古い角質の除去
普段のケアを心掛けても「古い角質が気になる」という場合には、角質の除去を行うと良いでしょう。古い角質の蓄積はかかとのひび割れに繋がるので、適度に除去を行うのは有効なケア方法です。
ただし「角質除去のやり過ぎ」や「間違ったお手入れ」は、必要な角質まで削ってしまい、皮膚のバリア機能にダメージを与えます。角質の除去は適切な頻度でケアを行い、品質の良い専用の器具を使うようにしましょう。
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aogi「スムースフット」を使った人の口コミは以下の記事で紹介していますので、詳細を知りたい方はあわせてご覧ください。
かかとのひび割れは、即効性だけでなく長期的なケアを意識しよう
かかとのひび割れには、即効性が期待できるケア方法もあります。ですが、体の中でも特に乾燥しやすいかかとは、普段からのケアを心掛けることが大切です。
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