かかとの角質が気になりはじめると、かかとケアのアイテムとして軽石を思い浮かべる方も少なくありません。
しかし、軽石を使ってみようとWebで検索すると、「軽石はかかとによくない」という情報も出てきて迷ってしまう方もいるのではないでしょうか。
この記事では、軽石でかかとケアするメリットやデメリットを紹介します。軽石の正しい使い方やかかとケア方法なども紹介していますので、この記事を読んで軽石への疑問を解決してください。
軽石はかかとによくない?メリットとデメリット
軽石は昔から使われていますが、角質を削るのによくないという意見を聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
ここでは、かかとの角質に軽石を使うメリットとデメリットを2つずつ紹介します。
軽石を使うメリット
軽石を使うメリットは以下の2つが挙げられます。
- お風呂場で手軽に使いやすい
- 角質除去にプラス目的に合わせた効果を選べる(保湿成分や消臭成分入りなど)
軽石といえば、お風呂場で使うイメージを思い浮かべる方も少なくないでしょう。お風呂場で身体を洗うついでにかかとの角質を削るため、手軽さが人気です。
ただし、削りすぎると肌を傷つけてしまう危険性があるため注意しましょう。
また、軽石の種類のなかには角質を除去するだけではなく、保湿成分や消臭成分が配合されているものがあります。期待したい効果をプラスしたアイテムが選べるのもメリットです。
軽石を使うデメリット
軽石を使うデメリットは以下の2つが挙げられます。
- 軽石に残った角質をエサにカビや細菌が繁殖する場合がある
- 感染症リスクの高い方は控えたほうが良い
軽石は表面に大小の細かい空洞があり、削った角質がその穴に入り込んでしまいます。きれいに洗い流せていないと軽石に残った角質をエサにしてカビや細菌が繁殖してしまい、衛生管理に注意が必要です。
また、低血糖・糖尿病の方、あるいは血液をさらさらにする薬を服用しているなどの感染症リスクの高い方は削りすぎでケガや炎症につながる可能性がある角質削りは医師に相談のうえ、使用した方が良いでしょう。特にカビや細菌が繁殖する可能性がある軽石は控えたほうが安心です。
軽石は正しい使い方をすれば効果が期待できますが、削りすぎや衛生管理に注意が必要になります。
軽石の正しい使い方4ステップ
ここでは、軽石の正しい使い方を4ステップで紹介します。正しい使い方をマスターして軽石の効果をアップさせましょう。
まず角質と軽石をやわらかくする
まず、削りたい部分をぬるま湯につけて角質をやわらかくしておきます。やわらかくしておくことで、そのあとのケアがスムーズになるからです。
また、軽石も同じようにぬるま湯で質感をやわらかくしておけば、ケアしやすくなります。乾いた軽石より肌へのあたりもソフトになるでしょう。
軽石でケアを開始
削りたい箇所と軽石がある程度やわらかくなれば、軽石でケアを開始します。削る部分に軽石をあてて、円を描きながらなでるようにこすって角質を少しずつ削っていきましょう。同じ箇所ばかりやりすぎないように移動させながら削ってください。
皮膚がやわらかくなればOK
こまめにかかとの状態を確認しながら、触ってみて少し硬さがマシになったあたりでやめておきましょう。
赤くなるまで削ると炎症をおこしてしまうので、まだ削れるかもしれないと感じるあたりでストップしてください。
最後は保湿クリームで保護
かかとの角質を削ったあとは、洗い流すか、きれいにふき取りをして最後に保湿クリームで保護をしましょう。保湿クリームでケアをしない場合、数日後に症状が悪化する場合もあるので、保湿は必ず行ってください。
おすすめの保湿クリームを知りたい方は、以下の記事でランキング形式で紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
軽石の選び方
軽石を選ぶ際のポイントを紹介します。
1番大切なのは、自分のかかとの状態に合った軽石を選ぶことです。軽石には「天然軽石」と「人工軽石」の2種類のタイプがあります。
天然軽石は、頑固な角質をしっかりと削りたい方におすすめで、人工軽石は肌が弱い方や軽石の柔らかさを選びたい方に向いています。
また、人工軽石には保湿成分や消臭効果が期待できる種類やきめの細かさも豊富なのでダメージの少ないものを選べるでしょう。
ほかにも、軽石はさまざまな大きさや形があるので、自分の手に合った使いやすいものを選んでください。
また、カビや雑菌が繁殖しないように抗菌作用がある素材の軽石やヒモを通す穴がある軽石は乾燥させやすく、衛生的に管理しやすいのでおすすめです。
Amazonの口コミで人気の軽石3選
ここでは、Amazonの口コミで人気の高い軽石を3つ紹介します。
日本興業 最高級 天然 軽石
価格 | ¥693(税込) |
商品詳細 | 「色・形状・サイズ」は商品によって異なる |
何千年もの時を経て海岸にたどり着いた「純天然の軽石」のなかから、きめ細かい上質の軽石を職人が厳選したもののみとなっています。日本産の最高級の軽石です。
口コミ
週一くらいで使っています。足の裏がツルツルになります。
引用:Amazonカスタマーレビュー
微妙な凹みが有り 持ち易く使いやすい ボクには丁度良い粗さ!
引用:Amazonカスタマーレビュー
つるつるになります。使い終わったあと、乾きも早いので清潔です。とても気に入りました。
引用:Amazonカスタマーレビュー
オーエ ヒアルロン酸配合軽石
価格 | ¥528(税込) |
商品詳細 | ・玉子型で持ちやすい ・ひもつきで乾燥させやすく収納に便利 |
気泡が均一で目づまりしにくいため、お手入れしやすいのが特徴です。
ヒアルロン酸入りなので、カサカサのかかとにも潤いが期待できます。
口コミ
キメが細かいのでやさしく削ってくれます。柔らかくなったかかとを触るとストレス発散になります。
引用:Amazonカスタマーレビュー
泡立ちがよくとても使いやすいです耐久性はわかりません。
引用:Amazonカスタマーレビュー
水はけが良いのかぬるぬるしないので良いです。耐久性はあまりなさそうですが、安いのでまた購入すれば良い感じです。
引用:Amazonカスタマーレビュー
富士商 抗菌 かかと削り
価格 | ¥500(税込) |
商品詳細 | 「硬質ウレタン・銅微粒子・紀州備長炭(微粉末)」を配合 |
銅の抗菌効果で雑菌の繁殖を防ぎ、カビにくい素材の軽石です。
雑菌に強い効果があるので、肌にも安心して使えます。軽石のキメも細かいので、やさしく角質を取り除いてくれるでしょう。
口コミ
ガラス製のも買いました。かかとも爪も綺麗にするローラーの機械も買いました。でもこれが1番。使いやすいし、つるつる~になります。10歳くらい足が若返った気がします。めっちゃお勧めです。でも毎日のように使いすぎて、早く消耗しちゃいます。
引用:Amazonカスタマーレビュー
使いやすい大きさで満足です。
引用:Amazonカスタマーレビュー
自然の軽石とは違って少し違う様な気がしますが、使い心地は凄くイイです。大きさも丁度よいので、減ったら再購入します。
引用:Amazonカスタマーレビュー
軽石のカビや雑菌が気になる方はかかとやすりがおすすめ
軽石は削った角質が残りやすく、それをエサにカビや雑菌が繁殖してしまう場合もあります。しっかりと衛生管理をしないとカビが生えやすいので、軽石の衛生面が気になる方も少なくないでしょう。
軽石のカビや雑菌が気になる方は、かかとやすりがおすすめです。
かかとやすりは丸洗いができて、削った角質が落としやすい構造なので、衛生的に保管できます。ほかにもかかとやすりのおすすめできる理由は以下のとおりです。
- やすり面の種類でかかとの症状に合わせて使い分けができる
- 使いやすい設計のアイテムが多く、ストレスを感じにくい
やすりも種類があり、症状に合わせた面で使い分けができるアイテムもあります。また、持つ部分も握りやすい構造のアイテムが多く、ストレスを感じにくいのでおすすめです。
かかとやすりでおすすめなのは、aogiの「スムースフット」です。
スムースフットは水洗いができるので清潔面も安心できます。2種類のやすりの粗さがあり、症状に合わせて使い分けができて便利なうえ、人間工学に基づいたグリップ設計で持ちやすく使いやすいアイテムです。
aogi「スムースフット」を使った人の口コミは以下の記事で紹介しているので、より詳しく知りたい方はあわせてご覧ください。
軽石で角質を削った後は保湿クリームでケアしよう
角質を削ったあとは保湿クリームでケアするのが大切です。角質を削ったあとは、つるつるになるため保湿をしなくても大丈夫だと思いがちですが、削ったあとに保湿をしないと数日でガサガサのかかとに戻ってしまいます。
また、症状が悪化してしまう場合もあるため、保湿はしっかりとしておきましょう。毎日、「保湿クリーム」でケアしながら、週1回程度、軽石ややすりなどで角質除去をすると潤いあるかかとが維持できます。
かかとクリームでおすすめなのは、aogiの「もちもちかかと」です。
もちもちかかとは、全身に使えるトータルケアクリームです。ベタつきなく、毎日のケアや夏場にも使いやすいでしょう。マッサージクリームとしても活躍するアイテムです。
軽石でかかとケアをするなら正しい使い方で効果をアップさせよう
軽石でかかとケアをする場合、正しく使うことでより効果がアップします。また、軽石は手軽に使えて角質除去だけでなく、目的によって効果を選べるアイテムもあり、角質ケアの時間も楽しめるでしょう。
とはいえ、軽石の構造上、削った角質が軽石に残りやすく雑菌やカビの繁殖に気をつけなければいけないデメリットもあります。防菌効果の高いアイテムなら長く愛用できるでしょう。
アイテムの手入れまで時間が取れない方は、かかとやすりを試してみてはいかがでしょうか?かかとやすりは丸洗いができて洗浄も時間がかかりません。
足下専門のコンディショニングブランドaogiでは、毎日がんばる足をしっかりケアするアイテムをご用意しております。毎日のケアにおすすめの保湿クリームも取り扱っていますので、ぜひ試してみてください。